qrex67efeのブログ

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けど、対策はしっかりしよう。実戦で十全に使えなければ魔力がどれだけあっても無意味に近い。

冷静に状況を考えられても、それは防御力のおかげ。僕自身の行動にすぐ状況判断を反映させられなければただの木偶と大差ない。

する端から違う厄介事が生まれて対策の意味があるのか一抹の不安も感じる。それでも、いつかは報われると信じるしかない。

それで……。nike スニーカー 新作

ソフィアは真下にいるはずだよな。砕けた剣もあるし、ランサーもいるんだから。

せっかくだ。お土産もってけよ。

下に向けて左手を突き出す。欠けた指、固まって赤黒くなった血の跡。全体的に紫に変色して血流の阻害から既に感覚も殆ど無い、かなり酷い状況。……よくもやってくれたよ。

右手はポケット。せっかくだから服も脱いで全力全開で魔法ぶっ放してやりたかったけど空中で脱衣とか無理だし。打ちつけてくる強風で姿勢を制御するだけでも苦しい。

右手で確かめた指輪の感触に唇の端が自然とつりあがるのを感じる。緊張感に支配されていて意識出来なかったけど、僕にも現状への暗く醜い怒りがあった証拠かもしれない。喚き散らしたくなる、感情丸出しの怒りが。

わざと魔力を注入して飽和状態から更に指輪に軋みが上がる位まで状態を悪化させた。

界で陸までの間にあったランサーの刃を把握。その全てに照準をつけ、ブリッドを放つ。左手から放たれた瞬間。何十の小さな弾になったソレはランサーの刃、恐らくはソフィアの足場を打ち砕いた。

多分だけど、あの二人を驚かせたブリッドよりも威力は多少強い。ここでは誰に邪魔されることも無く集中出来たから。落下中ではあるけど。

これで奴らはこっちに多分来れない。ついでに上手くすれば何発か当たったかもね。

次に亜空で惨事を起こしてくれた指輪を、これでもかと魔力を集中させて生成したブリッドに含ませる。

これだけ混ぜればここから撃っても落下点でそれなりに地面抉って吹き飛ばすくらいの威力はあるだろう。

六個の指輪がまだ矢と化す前の球状のブリッドの中で不規則に泳ぐのが見て取れた。食らえよ、竜殺しに上位竜。散々好きな様に弄んでくれやがりましたお礼だ!

そういうのはさあ! 女神だけでお腹一杯なんだよ!

ダイナマイト弓矢ならぬ指輪ブリッド。

「後なあ! 封じてくれるまでも無く! 元々風魔法なんて使えないんだよ僕はぁぁぁぁぁぁ!!」

高度が多少は下がったおかげか、界の情報から真下に二人の存在を感じ取った僕は、捨て台詞よろしく誰にも聞こえない言葉を残してブリッドを放った。と同時に少し下の落下するだろう空間に霧の門を展開。nike ウェア

亜空への帰還を果たす。開ける時に通過後の始末まで組み込んだから、門は即座に消滅に向けて動き出してくれた。上手くいって良かった。

雲さえ邪魔しなければ、皆中の実力も見せてやったものを。だけど雲の下まで発動を待つと指輪ブリッドが手元で暴走するかもしれないしさ。霧の門が見られる恐れだってある。仕方なかった。

あ。

唐突に訪れた幼い頃頻繁に貧血で倒れたあの感覚に気付く。視界の外周から徐々にブラックアウトして視野が狭まっていく、嫌な感覚に。

まずい、と思った時には一足遅く。

すっかり慣れ親しんだ亜空の匂いを感じて緊張の糸が解けた僕は、意識が遠のくままぶっ倒れた。

意識の隅で懸念していた落下の衝撃が無く、代わりに何か暖かな感触に包まれたことを不思議に思いながら。
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次回は7月7日7時に予約投稿してます。揃えてみました。